「リアルで、シリアスな“セーリング”を撮りたい！」

監督はじめ、制作サイドの皆さまから頂いたオーダーはシンプルに聞こえて、実現はなかなか難しい物でした。

今回の撮影では、CGやスタジオでの撮影は一切行わないことは事前に決まっていました。

かつ、撮影に使用したレーザー級はGoPro等の小型カメラは取り付け可能ですが、プロ仕様のカメラとなると大きさ、重さ共に取り付けは困難。

セーラーの接写には大型カメラをスナイプ級に取り付けて、選手の表情や、水しぶきで臨場感を出していきます。

同時にカメラボートにも専用の吊り下げ具を搭載して、疾走感が出るアングルを狙いました。